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カンボジアのコオロギ養殖による貧困削減 Cricket Farming for Poverty Alleviation in Cambodia
本研究では、副業としてのコオロギ養殖が貧困世帯の食生活や経済活動に与える影響について検証する。コオロギ養殖は「環境にやさしいタンパク質源」として世界的に注目されているが、貧困削減の手段としても大きな可能性を秘めている。その可能性を実証的に分析するため、カンボジアのコオロギ養殖に注目する。カンボジアは、最貧国で副業をする世帯が多く、昆虫食も盛んな国で、理想の研究対象といえる。
プロジェクト|Project現在進行中| 2025.02.25.View More -
日本の酪農における再エネ活用の可能性 Potential of Renewable Energy for Japan’s Dary Farming
本研究では、電力依存度の高い酪農に注目し, 酪農農家における太陽光発電利用の可能性について検証する。茨城県の酪農農家を対象に、 30分ごとの電力消費量を計測したスマートメーター30分値を利用し、経営規模の異なる各農家の電力消費パターンを明らかにする。また、電力消費と乳質や乳量との関係についても検証することで、より積極的に再生可能エネルギーを活用する可能性について考察する。
プロジェクト|Project現在進行中|研究所ページに表示| 2025.02.25.View More -
日本の食料関連非上場企業のESG動向 ESG for Unlisted Firms in Japan’s Agri-Food Industry
食料関連産業は環境との関りも深く、その大半が非上場企業であるにもかかわらず、非上場企業のESGへの取り組みはデータの制約によりほとんど検証されていない。そこで本研究では、2018年から2024年までの日本の食料関連非上場企業525社のパネルデータを構築し、産業の上流、中流、下流でESGへの取り組みとその経済性がどのように異なるかを分析する。
プロジェクト|Project現在進行中|研究所ページに表示| 2025.02.25.View More