2025年TEA会の感想
TEA Conference 2025
2. 研究小話|Research
2025.04.10日
日本農経学会大会前日の恒例行事となっているTEA会に参加しました。
2024年度から幹事の若返り+増員による新体制となり、良い感じに盛り上がったので、感想を残しておこうと思います。TEA会に関しては以下のHPをご覧ください。
https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/tea4agecon/home
今回のTEA会でまず驚いたのは、参加者の多さでした。
例年朝一の報告は人が集まらないため、少しでも足しになればと、朝早起きして片道2時間半かけて頑張って参加したのですが、全くの杞憂でした。会場に着いてみると、すでに9割がた席が埋まっていて衝撃的でした。その後さらに参加者が増えて、会場の椅子を追加していました。入れ替わりはあったものの、常時40名ほどが参加していたようで、肌感覚としては例年の1.5~2倍に増えた気がします。
また、これまでは1発表1時間だったのが、今回から発表時間を40分と20分の2パターンにして、2発表で1時間という構成にした点がとてもよかったと思います。幹事からは、発表希望者が多かったゆえの苦肉の策だと聞いたのですが、枠と選択肢を増やしたことで、若手や日本語の発表がやりやすくなり、発表内容の幅も広がった気がします。それによって聴衆の幅も広がり、将来的な発表者候補も増やせたのではないでしょうか。
あと、発表に対する質疑応答も程よい厳しさで建設的な内容でした。学術誌の査読での厳しさを10とすると、今回のTEA会の厳しさは6くらいだったので、あれくらいの厳しさには慣れておいたほういいと思います。
懇親会(情報交換会?)にも30名ほどが参加し、対面でしか交換できない情報が飛び交い、世代を超えて盛り上がりました。最後に、幹事の皆さん本当にお疲れさまでした。来年の鳥取大会もよろしくお願いします。